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履歴書の本人希望欄には何を書けばいい?建設業界へ転職する場合は?

 

転職用の履歴書を書いていると「本人希望欄」で手が止まる人も多いでしょう。
キャリアを重ねて、家族など背負うものが多くなった人材の転職であれば「ゆずれない条件」も出てきます。


しかし、あまりにも細かく条件を埋めていくと担当者からいい印象を持たれないでしょう。
特に建設業界のような転職者の印象が重要視される企業では迷うところです。


この記事では、建設業界における「本人希望欄」の書き方について説明していきます。
 

 

本人希望欄には必ず何かを書かなくてはいけないのか

 

「本人希望欄」とは志望先に「ぜひとも考慮してほしい条件」がある場合に記入するスペースです。
しかし、特に希望条件が思いつかない場合には無理をして記入する必要はありません。


転職者は企業よりも下の立場から熱意をアピールしている状態です。
あまりにも細かい条件を提示してしまうと、企業を不快にさせる恐れがあります。


企業としてはすでに募集要項の時点で給料や業種についての詳細は記載しています。
特に理由もなく「本人希望欄」で募集要項に合わない内容を書くのはおすすめできません。
「どうしても書かなければいけない条件」があるとき以外は、志望先の条件に合わせるつもりで履歴書を提出しましょう。


本人希望欄に書く内容がない場合、空欄で提出するのは失礼にあたります。
基本的に履歴書ではどんな項目であれ空欄や「特になし」という書き方は避けるようにしましょう。


本人希望欄では「貴社の規定に従います」または「貴社の規定に準じます」と書きます。
空欄を避けられるうえ「特になし」という消極的なフレーズを書かなくて済むので印象が良くなります。
 

 

入社希望時期があるなら具体的な日付を書く

 

転職者にとって「入社希望日」は大きな問題です。


どんなに転職がしたくても前の会社との契約が残っている以上は別の仕事をできません。
また、大きな仕事や引継ぎが残っていると転職先から採用をもらっても入社時期がずれこむ可能性があります。


建設業界にとってこの「入社時期のずれ」は転職者を採用するうえでのポイントになりえます。
たとえば、「大きなプロジェクトが近づいており工期も出ているのに人手が足りない」企業が新人を募集したとします。
しかし、せっかく採用した人材が工期に間に合わないようなら、募集の意味がなくなります。


履歴書の段階から「入社希望日」を明かしておくのは転職するうえでのマナーといえるでしょう。
入社希望日は「本人希望欄」に記載してかまいません。


記入方法はシンプルに「(年月)以降の入社を希望いたします」で大丈夫です。
念を入れるなら「前の会社との契約の都合上」など、手短に理由をそえておくと丁寧でしょう。
入社希望日を前もって教えておくと転職後のトラブルがなくなり、スムーズに職場で受け入れられやすくなります。
 

 

勤務地や業種が複数あるときにも記入しておく

 

建設業界は勤務地の異動がありえる会社です。


また、一度出張があると工期が終わるまではなかなか帰ってこられないケースも少なくありません。
家庭の事情などで現在の住所を離れたくない人には注意が必要です。


面接で急に勤務地の希望を話して驚かれないためにも、履歴書で希望を伝えておくとより確実でしょう。
本人希望欄で望みの勤務地を書いておくのがおすすめです。
ただし、「どうしても曲げられない理由」がないなら、勤務地も「転職先の決定に委ねる」姿勢でいた方が無難ではあります。


建設業界でより注意したいのは「職種」についての希望です。
建設会社は「営業」「経理」「現場」「広報」など、さまざまな職種に分かれています。
複数の職種が同時に募集を行なっている場合、履歴書ではっきりと「希望職種」を示しておかなければ行き違いが生まれるでしょう。


本人希望欄にはシンプルに「現場を希望いたします」と書いておけば伝わります。
ちなみに、勤務地や職種の希望を記入しても「その他は貴社の規定に従います」と書くのは定型文として実行しましょう。
 

 

細かく希望を伝えたい際にはきちんと根拠を示す

 

キャリアを積み、能力にも自信がある人は「絶対にこれだけの労働条件は提示してほしい」というラインが設定されているでしょう。


しかし、志望したい企業が募集要項で設定ライン以上の条件を提示しているとは限りません。
また、細かい労働条件が募集要項にはなく自分からアピールしたい場合もあるでしょう。


そんなとき、本人希望欄を利用するのは可能です。
「最低でも月給35万円を希望いたします」や「現場監督を希望いたします」と記入し、担当者に伝えましょう。


ただし、いきなり労働条件を提示されていても担当者は戸惑ってしまう恐れがあります。
本人希望欄で条件提示をするなら「明確な根拠」を出しましょう。


たとえば「前の会社で大きなプロジェクトを成功させた」「価値のある資格を持っている」などの旨を書き、条件提示に説得力を持たせます。
また「育児と両立しているために19時以降の残業はできません」といった家庭の事情も書いておくといいでしょう。


転職ではときとして、キャリアダウンしないための交渉力も問われます。
本人希望欄は交渉への布石として利用したいところです。
 

 

 

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